IPv6ネットワーク基礎編(2011年9月29日)

コース

開催日時： 2011年9月29日(木) 10:00-18:00～30頃【1日集中セミナー】
開催場所： NTTスマートコネクト株式会社[大阪]
　　　　　　〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番3号中之島三井ビルディング14階
　　　　　　http://www.nttsmc.com/profile/access.html
参加費： 42,000円（消費税込み）

■講師紹介

写真：小林大小林大（アラクサラネットワークス株式会社）

1998年～
日立製作所ルータ開発部にてGR2000のシステムテストを担当。
IPv6/IPv4デュアルスタック機能確認や接続性検証を評価。

2002年～
日立製作所テクニカルサポート部にて製品の販売支援を担当。
製品提案のプレサポートやInteropのNOC対応。

2004年～
アラクサラネットワークステクニカルサポート部にて製品の販売支援を担当。
IPv4枯渇対応タスクフォースのテストベッド対応や洞爺湖サミットのネットワーク運用を行う。
Interop2010,2011はNOCメンバーとして参加し、ShowNetの検討、構築、運用を担当。

■【講義概要】

IPv6の機能や特徴についての概要、IPv6を導入するための設計・構築・運用方法、経路制御の方法、運用・監視関連技術について学び、その後、実機を利用してルータの設定を体験します。

講習内容	ネットワークへのIPv6導入の設計・構築・運用・管理
利用機材	AX3640S
対象者	既存のIPv4のネットワークを設計・運用しているNW技術者
募集人数	16名(最少実施人数 8名)

■時間割

※1コマ、1時間半程度で行いますが、進捗によっては異なります。終了時刻は18:00～18:30を目安にしています。
また、内容については予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

	題目	内容
1コマ目	(座学)	IPv6概要 IPv4アドレス枯渇の状況を説明し、IPv6の主な機能や特徴を説明します。 IPv4アドレス枯渇を巡る状況 IPv6の機能・特徴についての概要(ヘッダ、アドレスの種類等) 移行の現状
2コマ目	(座学＋実習)	クライアント挙動 1コマ目で学習した内容をもとにWindowsクライアントにIPv6アドレスを設定し、実際のアドレス解決がどのような手順で行われているのかを説明します。 IPv6アドレス設定 TCPフォールバック問題の説明＆体感パケットをキャプチャしながらNDP、RAの動作説明パケットフィルタの説明
3コマ目	(座学)	v6導入のための設計・構築・運用時の注意点 IPv6の経路制御の方法、運用・監視関連技術について説明します。アドレッシングの方法ルーティング、オペレーションの注意点運用、監視関連(SNMP、Syslog、Flow)
4コマ目	(座学＋実習)	ルータの設定実際にルータにIPv6アドレスの設定を行い、OSPFv3を設定し、クライアントからの接続性を確認します。本講義のトポロジの説明 OSPFv3を使った経路制御の説明ルータへのアドレス設定 OSPFv3の設定クライアントマシンからの接続性の確認

IPv6サーバ基礎編(2011年9月30日)

開催日時： 2011年9月30日(金) 10:00-18:00～30頃【1日集中セミナー】
開催場所： NTTスマートコネクト株式会社[大阪]
　　　　　　〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番3号中之島三井ビルディング14階
　　　　　　http://www.nttsmc.com/profile/access.html
参加費： 42,000円（消費税込み）

■講師紹介

許先明（株式会社ラックサイバーリスク総合研究所開発センター CBCプロジェクト担当部長）

1995年　(株)インターリンク入社。ISPサービス立ち上げ及びネットワーク関連業務を行う。
1996年　WIDE Project参加(現任)
1997年　(株)インターネット総合研究所入社
2000年-2006年　JNGU(日本NetBSDユーザーズグループ)事務局長
2002年　(株)インターネット C&O 出向
2004年　(株)株式会社IRI Communications転籍
2006年　(株)ブロードバンドセキュリティに社名変更。
2008年　ISOG-J(セキュリティ事業者協議会)参加。WG1のチェア(現任)
2010年　(株)ラックに入社

■【講義概要】

一般的なサーバ運用で利用されるアプリケーションをIPv6のネットワーク環境でも動作させるために必要な技術について学んだ後、実際にLinux Serverを用いた設定を体験します。

講習内容	DNS/SMTP/WWW/NTP等の基礎知識と設定と運用。リソースや死活監視方法やセキュリティ設定。
利用機材	PCサーバ/Linux OS
対象者	Linux等のUNIXサーバの管理経験者、vi/emacsが使える方
募集人数	16名(最少実施人数 8名)

■時間割

	題目	内容
1コマ目	(座学)	IPv6の主な特徴や基礎知識について再確認します。 IPv6の主な特徴アドレス表記・体系について DualStackの挙動 DNSのIPv6対応とは
2コマ目	(座学およびハンズオン)	サーバ設定を前に、基本的な設定コマンドを説明し、実際にサーバの基本設定を実習していただきます。 IPv4/IPv6 アドレスの設定について経路設定について設定ファイルについて接続確認について
3コマ目	(座学)	主に実運用における問題点とその回避方法などについて触れます。 Path MTU Discovery 逆引き問題 SMTP問題アドレス自動設定についてその他ACLについて
4コマ目	(ハンズオン)	CentOS(RedHat系ディストリビューション)を用いて、実際にサーバのセットアップを行っていただきます。 tcp_wrappers によるアクセス制御ウェブサーバの構築 DualStack利用時の挙動確認